校内LANを利用したグループ実験(確率)

1.はじめに

(1)概要

 ネットワークを使って確率の計算をします。
 確率の実験は,少人数でデータが少ないと確率がまちまちになります。そこで,ネットワークを利用し,グループごとのデータを蓄積することによって精度を上げます。また,ネットワークを利用したデータ整理の活用法を学びます。

(2)ねらい

2.学習の展開

(1)導入

 「ある店で,くじを引いて景品を当てる催し物をやっていました。くじは次の2種類ありました。どちらのくじの方が当たる確率が高いか,調べましょう。」

  1. 4枚のカードが裏向きなっていて,その内2枚が当たりで1回引ける。
  2. 4枚のカードが裏向きになっていて,その内1枚が当たりで一度引いて当たりでなかったら,カードを戻して,あと一回引ける。カードはその都度引く者に分からないように並べ替えるようにする。

(2)考え方

(3)確率ゲーム

10 12 13 14 15 16 17 18 19 20 総計 当たり数 確率
1 0 0 0                                    

(4)結果の整理

3.実験の進め方

(1)Excelファイルのダウンロード

 以下のリンクをマウスで右クリックしてファイルを保存します。ブラウザ内で実行しても使えません。

(2)集計表の利用方法

 集計表は,ブックの共有を有効にしてサーバーのフォルダに保存しておき,各クライアントから読み込むようにします。各クライアントからは,データを記入します。

(3)確率ゲームの利用方法

 確率ゲームは,実際にカードを用意しなくてもパソコンの中でできるように作ってあります。時間がないときに使用したり,ゲーム感覚を取り入れて生徒に興味を持たせたりすることが目的です。なお,ExcelのVBAを使用して作っています。

 くじ実行をマウスで左クリックすると下のようなフォームが現れるので ,シャッフル,選ぶ,当たり判定の順にマウスでクリックすると当たったときに”1”,はずれたときに”0”がワークシートに自動的に入力されます。20まで行くと,自動終了します。
 このデータを,集計表に貼り付けます。

 途中までのデータが欲しいときは,終了ボタンを押します。データクリアボタンは,1から始めるときに用います。

4.参考

(1)Excelのブックの共有

 Excelではネットワークから複数でファイルを編集したいときはブックの共有を使用します。

  1. 集計表syukei.xlsを開き,ツール(T)−ブックの共有を選びます。
  2. 「複数のユーザーによる同時編集と,ブックの結合を許可する」にチェックを入れ,いったん保存します。
  3. ファイル名の横に[共有]という文字が現れます。
  4. ブックを開いているユーザーを見ることができます。
  5. 各班のパソコンから結果を貼り付けて(又は手入力して)ファイルを保存します。コメントが出るので,よければOKを押します。

(2)サーバーのファイルの許可

 サーバーのファイルを共有する場合,共有とセキュリティの項目ともにアクセス許可が必要になります。

  1. フォルダを共有します。
  2. 許可がうまくできていないとクライアント側で開けません。

(3)共有数の制限

 サーバーの代わりに教員用パソコンで共有をする場合,Windows 2000やWindows XPのProfessionalでは,10台までしか同時接続が契約上許されていないので注意しなければいけません。XPのHome Editionでは5台までになっています。