ちゅう い  けっ  かん  た  どう せい しょう がい
注意欠陥多動性障害

 ADHDとは,Attention-Deficit Hyperactivity Disorder の略で,「注意欠陥多動性障害」のことです。アメリカ精神医学会のDSM-W(精神疾患の診断・統計マニュアル)によれば下記の@からBを特徴とする症候群です。
 なお,世界保健機構(WHO)の作成した診断体系では,多動性障害(Hyperkinitic Disorder)という診断カテゴリーがおおむね同義で用いられています。


@ 不 注 意 注意の集中が困難,気が散りやすい,必要なものをよくなくす,毎日の活動を忘れてしまう等
A 多 動 性 何となくそわそわ,席を離れてしまう,しゃべりすぎる,高い所に登る等
B 衝 動 性 順番を待つことが苦手,考えないで行動する,他人にちょっかいを出す等
 ADHDは,症状を基礎にした診断なので,原因などについては,脳の機能障害が推定される段階であって,現在のところ詳しく分かっていません。

 また,こうした行動については,学校場面で日常的に見られるものですが,【診断】は専門家によってなされる必要があります。
 安易な判断は,禁物です。


※ なお、ADHDには以下のような三つのタイプがあるといわれています。
  a 混合型
  b 不注意優勢型 
  c 多動性・衝動性優勢型
    


※ 「特別支援教育を推進するための制度の在り方について(答申)」(平成17年12月8日,中央教員審議会)には,以下のように,記述されています。

「ADHDとは、年齢あるいは発達に不釣り合いな注意力、及び/又は衝動性、多動性を特徴とする行動の障害で、社会的な活動や学業の機能に支障を来すものである。
  また、7歳以前に現れ、その状態が継続し、中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定される」


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