アスペルガー障害(症候群) 
   Asperger's disorder (syndrome)

 イギリスのウィング(L.Wing)が,提唱した概念です。
 1944年にオーストリアの小児科医アスペルガー(H.Asperger)の発表した「小児期の自閉的精神病質」という論文が基になっています。
 ウィングは,自閉症の調査を行う過程において,その診断基準に部分的に該当する子が多くいることを発見しました。特にその中でも,言語に関する障害が非常に軽い(言語発達にあまり遅れがない)グループがアスペルガーの報告した子供と一致することに気付き,そのような子供たちを「アスペルガー症候群」と名付けました。
 なお,ICD−10やDSM−Wでは,自閉症とは別の障害として位置付けていますが,いずれも広汎性発達障害に含まれるもので,共通する特徴も見られます。













 平成17年12月「特別支援教育を推進するための制度の在り方について(答申)」(中央教育審議会)の中で,以下のように記述されています。

『アスペルガー症候群とは,知的発達の遅れを伴わず,かつ,自閉症の特徴のうち言葉の発達の遅れを伴わないものである。なお,広汎性発達障害に分類されるものである。』
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