自閉症スペクトラムについて

 イギリスの児童精神科医のローナ・ウィングは,自閉症と同じ発達的な不全が根底にあるのに,
レオ・カナーの論文「情緒的接触の自閉的障害」(1943)の記載に合致しないため自閉症との共
通点が認識されていない人たちがいることに着目し,ハンス・アスペルガーの論文「小児期の自
閉的精神病質」(1944)に独自の視点での再調整を加え「アスペルガー症候群」という診断名を
作り,自閉症との類似性について報告しました(1981)。
 そして,自閉症とアスペルガー症候群を合わせて自閉症スペクトラムと呼ぶことを提案しました。

※ 下図は知能指数及び典型的自閉症・非典型的自閉症と,カナー症候群・アスペルガー症候群との関連図です。
※ 高機能自閉症とはカナー症候群の中で知能指数がおよそ70以上の群を指しています。
※ 高機能自閉症とアスペルガー症候群の中で知能指数がおよそ70以上の群を合わせて高機能自閉症スペクトラムと呼びます。
※ 自閉症スペクトラムとは下図の全てを指しています。

  「高機能自閉症・アスペルガー症候群「その子らしさ」を生かす子育て」吉田友子2003中央法規より

広汎性発達障害とは
アスペルガー障害
(症候群)
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