聴覚障害とは(目次) 1 聴覚障害の種類と聴力レベル 2 コミュニケーション方法 3 補   聴   器
4 人  工  内  耳 5 聴 覚 障 害 者 の就学と進路 6 日 本 語 の 獲 得 7 聴覚障害Q&A

2 コミュニケーション方法

  コミュニケーション方法
聴覚口話法
 話し手の口形や動きを読み取って話の内容を理解する方法を読話といいます。補聴器の装用などにより保有している聴力も生かしながら読話を行い,自分が話し手になるときは,発語(音声)を用いてコミュニケーションすることを聴覚口話法といいます。
キュード・
  スピーチ
 読話の補助をするために,手指による手掛かり(キュー・サイン)を用いてコミュニケーションをする方法をキュード・スピーチといいます。一般的に子音をキュー・サインで,母音を口形で表現します。
 キュー・サインは発音誘導サインであり,発音練習にも使われます。
指文字  仮名文字に手指記号を対応させたものを指文字といいます。濁音や半濁音,拗(よう)音,促音も手指の動きで表現します。手話では表現しにくい単語などによく使います。
手話  手の動きを中心として身振りや表情で概念や意思を表し,コミュニケーションする方法です。手話は聴覚に障害のある人にとって重要な言語であり,とても便利なコミュニケーション手段です。
筆談・空書  紙や黒板に字や文を書いて意思を伝えあうことを「筆談」,紙の代わりに手のひらに書いたり,人指し指等で空中に字を書いたりする方法を「空書」といいます。
トータル
コミュニケーション
 一つの方法に限定するのではなく,身振りや表情等も含め,利用可能なコミュニケーションメディアを複合的に駆使して意思疎通を目指す方法をトータルコミュニケーション(TC)といいます。

コミュニケーション方法として上記を紹介しましたが,どれがよいということはありません。お互いに通じ合えることが大切です。