聴覚障害とは(目次) 1 聴覚障害の種類と聴力レベル 2 コミュニケーション方法 3 補   聴   器
4 人  工  内  耳 5 聴 覚 障 害 者 の就学と進路 6 日 本 語 の 獲 得 7 聴覚障害Q&A

6 日本語の獲得 

  健聴者は乳幼児期から聴覚を生かして様々な言葉を学習していきます。しかし,聴覚に障害のある子供たちの場合,健聴児が自然に習得する単語を知らなかったり,間違えて覚えていたりすることがよくあります。動詞の活用や助詞,助動詞を正しく使うことが苦手な子供も多いようです。
  日常生活では手話や身振り等で意思の疎通ができます。会話なら一部を省略してあいまいにしても概要は通じることが多いようです。しかし,文章を書く場合にはそうはいきません。日本語を正確に表現しないと相手に正しく伝えることができません。正しい日本語の獲得は,聴覚に障害のある多くの子供たちの課題です。
  このため,小さいころから日々の経験を言葉にして絵日記等で表すなど,繰り返し地道に学習することで徐々に書き言葉としての日本語を獲得していきます。