作業種目  木材加工  「まき束」

1 作業の特長 まき束の完成品
・のこぎり,木づち,おのなどの道具の扱いに慣れるのに適している。
・安全意識を高めるのに適している。
2 材料・用具
廃材,皮手袋,のこぎり,おの,竹み,木づち,釘抜き,まき入れ箱,針金の輪

*補助具(切断台,まき入れ補助具)

3 作業工程
(1)廃材の運搬及び点検 ・廃材置き場から作業場まで廃材を運ぶ。
・廃材に釘などの金属がないか点検をし,金属類があれば釘抜きなどで抜く。
廃材の運搬
(2)切断 ・金尺で35cmを測り,のこぎりで切る。

*補助具(切断台)
・切断台に廃材を乗せ両足で固定し,のこぎりで切断する。
(切断台の端に廃材を合わせると,35pのまきができる。)


・切断したまきを竹みに入れ,いっぱいになったら材料置き場に持って行く。
切断台での切断
(3)細木作り ・まきをおので裂き細木を作る。

*留意点
・おのが滑らないように,おのを持つ手は手袋を外しもう一方の手には,必ず丈夫な手袋を着用する。
・おのとまきを一緒に持ち上げ,床に打ちつけるようにして木を裂く。
おのによる細木作り
(4)あら詰め








・針金の輪にまきを入れる。
・針金の輪いっぱいにまきを詰めたら,まきを起こし,隙間に細めのまきを木づちで打ち込む。
・束のぐらつきがなくなったら報告し,点検後,所定の場所に運ぶ。



*補助具(まき入れ補助具)
・まき入れ補助具を使い,針金の輪にまきを入れる。
・針金の輪いっぱいにまきを詰めたら,補助具から外して束を縦に置き,隙間に細目のまきを木づちで打ち込む。
針金の輪

針金の輪へのまき入れ

まき入れ補助具

大まかに針金の輪の中にまきの詰まった状態
(5)細木詰め ・あら詰めされたまき束に木づちで細木を打ち込む。







・細木が入りにくくなったら,束を寝かせ,側面を木づちでたたいてすき間をつくる。再び細木を打ち込む。
・隙間がなくなったら報告し,点検後,所定の場所に運ぶ。
まき束を立てての細木の打込み作業

まき束の側面をたたきすき間を作る
4 支援上の留意点
・けがの防止のため,必ず手袋を着用させる。
・切断,まき詰めについては,作業着,特に長ズボンを着用させる。

・刃物,のこぎりの扱いや管理には,十分気を付ける。

5 評 価





項目 段階 T U V
切 断 薄い材木を切る。 厚い材木を切る。 切り口がゆがまないように切る。
 まき詰め 渡されたまきを順に入れる。 大きなまきから順に入れる。 隙間に合わせて細木を選び打ち込む。
 態度面・知識面の評価