作業種目  木材加工  「長いす」

1 作業の特長
長いす完成品
・寸法どりなどの作業をすることで,正確性を養うのに適している。
・木工工具や電動工具を扱うことで,安全面に対する意識を高めるのに適している。
2 材料・用具
天板用木材(7×1.5×280p以上)2本,横渡し用木材(3×4×250p以上),脚用木材(5×5×210p以上),横木用木材(5×5×120p以上),スライド丸のこ,ルーター,電動サンダー,釘,かなづち,木工用接着剤,サンドペーパー(♯180程度),電動ドリル,電動丸のこ,卓上ボール盤,Cクランプ,ボルト,ナット
3 作業工程
(1)木材の切断 ・スライド丸のこで,木材を切断する。
  天板用木材を長さ44pに12本
  横渡し用木材を長さ34pに2本
  脚用木材を長さ50pに4本
  横木用木材を長さ120pに2本
スライド丸のこでの切断
(2)角の面取り ・木材の角をルーターで切削する。 ルーターでの切断
(3)木材の研磨 ・木材の表面を電動サンダーで研磨する。

*留意点
・木口などは割れやすいので,サンドペーパーで研磨するとよい。
電気サンダーでの研磨
(4)天板の組み付け ・横渡し用木材の垂直方向に,天板用木材を置いて釘を打つ。釘打ちの前に,木工用接着剤で仮留めを行う。 くぎ打ちによる天板の組み付け
(5)ほぞ加工 ・脚用木材の上端を,電動丸のこで3×4pに切断する。
・下側に卓上ボール盤でほぞ穴を開ける。
ほぞ加工された脚用木材
(6)足の組み付け ・足と天板を木工用接着剤で仮留めした後,Cクランプで固定する。
・その後,位置を決めて電動ドリルで穴を開け,ボルトで固定する。
電動ドリルでのボルト用の穴開け
4 支援上の留意点
・窓を全開にし,常に換気を行って安全に作業ができるようにする。
・寸法を変更することで,物置台や小さいいすを作ることもできる。
・電動工具の扱いには,十分注意する。

5 評 価





項目  段階 T U V
釘打ち 介助を得て金づちを用い,釘を打つ。 指示されたところに釘を打つ。      指定された所に,まっすぐに釘を打つ。
木材の研磨 サンドペーパーで木材をこする。 電動サンダーで木材を研磨する。 安全に留意して,電動サンダーで木材を研磨する。
穴開け 電動ドリルの扱い方を理解する。 電動ドリルで木材に穴を開ける。 電動ドリルで,指定された所にまっすぐの穴を開ける。
※ 態度面・知識面の評価