作業種目  紙器加工  「牛乳パックで作るいす」

1 作業の特長

いす完成品
・手先の巧緻性を高めるのに適している。

・工程数が多いので,各工程ごとに作業を分担して,多人数で取り組むことができる。

・校内で不用になった紙を再利用して製作できる。
2 材料・用具
牛乳パック(96本),ダンボール(A4またはA3サイズの用紙が入っていた空き箱2箱),不用な紙,粘着テープ,スポンジ(古い座布団のスポンジ等を利用するとよい),布カバー,はさみ,接着剤,裁断機
3 作業工程
(1)材料の準備 ・牛乳パックを集める。
(各家庭に協力を呼び掛けるとよい)
・集めた牛乳パックを水洗いする。
 水洗い
(2)牛乳パックの切断 ・牛乳パックの上部をはさみで切る。







*留意点
・はさみがうまく使えない生徒は右の写真のように縦に切り込みを入れてから切るようにするとよい。
上部切断

縦に切り込み

切り込み後に切断
(3)紙の詰め込み ・不用な紙を裁断機で裁断する。







・裁断した紙を牛乳パック48本に詰め込む。

*留意点
・裁断した紙は,牛乳パックの8分目くらいまで詰め込む。
裁断機での裁断

紙の詰め込み

詰め込みが完了した牛乳パック
(4)牛乳パックの組合せ ・紙を詰め込んだ牛乳パックに,空の牛乳パックをかぶせ,48組作製する。









*留意点
・紙を詰め込んだ牛乳パックの側面を内側につぶしておくとかぶせやすい。
空のパックとの組合わせ

上部を内側につぶしておく
(5)箱詰め ・組み合わせた牛乳パックをダンボールに詰める。

*留意点
・ダンボールはA3の用紙が入っていた空き箱を利用すると,隙間なく牛乳パックが24本入る。これを2セット作製する。
箱に詰める
(6)梱包 ・ダンボールのふたをして粘着テープで留める。 梱包
(7)いすの土台作り ・梱包したダンボールを組み合わせて粘着テープでしっかり留め,いすの土台を作製する。

*留意点
・丈夫にするため,数か所を粘着テープで補強するとよい。

粘着テープで補強
梱包した箱の組合わせ

組合わせ完成
(8)布のカバーかけ ・いすの土台の上にスポンジをのせ,接着剤で固定する。
・布で作ったカバーをかぶせる。

 ※参考  いすの布カバーの作り方
固定されたスポンジ

カバー掛け
4 支援上の留意点
・作業分担をして流れ作業で活動させるとよい。
・細かい紙が床に落ちるので,後片付けのとき,ほうきの使い方の指導をするとよい。
5 評 価




項目  段階 T U V
切断 はさみで切る。 折り目に沿って,はさみで切る。 まっすぐに,はさみで切る。
紙の詰め込み 牛乳パックに紙を入れる。 入れる量を考えて牛乳パックに紙を入れる。 入れる量を考えて,手際よく紙を詰め込む。
粘着テープの扱い 粘着テープで留める。 粘着テープの長さを考えて留める。 密着するように押さえながら,粘着テープでしっかりと留める。
 態度面・知識面の評価