生活単元学習
 生活単元学習は,児童生徒が生活上の目標を達成したり,課題を解決したりするために,一連の活動を組織的に経験することによって,自立的な生活に必要な事柄を実際的・総合的に学習するものである。
 そして、生活単元学習で児童生徒が取り組む学習活動の中には、生活、国語、算数(数学)などの各教科や道徳、特別活動、自立活動などの内容が含まれます。しかし、その学習活動は、いろいろな領域や教科の内容を習得するための活動ではなく、それらを関連させながら、生活上の課題を達成するための活動です。そういったねらいの下、種々の活動に取り組んでいく過程で、結果的に様々な領域や教科の内容が習得されていくのです。

ねらいや学習の設定の背景に違いが

 一方、「総合的な学習の時間」は、一つには各学校が地域や学校の実態等に応じて創意工夫を生かした特色ある教育活動を展開することと、もう一つには21世紀の社会の変化に主体的に対応できる資質や能力の育成を志向した、教科等の枠組みを越えた横断的・総合的な学習の円滑的実施という大きな二つのねらいの下、「生きる力」の育成を目指して行われる学習活動です。生活により密着した指導を行い、将来の社会に生きて働く基礎を培っていくという点においては、両者に類似した部分は多く含まれますが、それぞれのねらいとする点やその学習の設定の背景に違いがあると考えられます。


総合的な学習の時間のねらいを踏まえて
 したがって、「総合的な学習の時間」については

@自分で課題を見付け、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力を育てるとともに、

A学び方やものの考え方を身に付け、問題の解決や探究活動に主体的、創造的に取り組む態度を育て、自己の生き方を考えることができるようにする。


 という「ねらい」を踏まえ指導計画を作成することが重要だと言えます。